プログラミングのクラスでサイトを作りました。オリジナルと言ってもテンプレートを拝借し、改修しただけです。「実践のなかで必要なことを追ってく方が定着しやすいのでは?」という仮説から得た着想を形にしたものとなります。
事前に選んだテンプレートをそのまま拝借し、あとは改修は生徒自身の手で行っています。
授業然としたスタイルを辞め、このような試みた背景としては文法を教えて、、、みたいなことをやっても定着率がイマイチだと感じていました。
目的のなくインプットするよりも、目的ありきで必要に応じて逐次インプットをする方が定着率は高いだろうと思い至り、このような設計としました。
文章化するにあたり、漠然と考えていたサイトを制作した狙いを次の3つに整理できました。詳しくは後述しますが、これらの要素を持つ場所は何に近いかと考えた時に「これは広場だな!?」と感じました。
生徒が主体になって運営してほしい。大前提として、発信活動であるという特性上、その枠を超えて大きな可能性を秘めていると考えています。
大前提として、基本的には授業の一環で行っています。
WEBサイト運用のプロセスの中で、ITスキルが自然と知識が身につくようになっています。
など必要です。Webサイトの制作に授業の一環として取り組むことで、実践の中で自然と身に付くと思っています。
メリットとして、楽しみながら取り組んでもらえる。それに加えて、WEBサイトは身近な友人や家族はもちろん大袈裟に言えば全世界に公開されることになりから、モチベーションの高まりも期待できると考えています。
少々余談になりますが、ホーソン効果といって、他者からの目がある状態だと、良い効果が生まれるとされています。と呼ぶそうです。
心理行動の一つであるホーソン効果とは、他者に注目されることで意思決定に変化が生じ、良い結果が生み出される現象である。ビジネスシーンにおいてホーソン効果が発生すると、社員のモチベーションアップや集中力の継続が期待できる。
ホーソン効果とは?ピグマリオン効果やプラセボ効果との違い、事例を解説 | MarkeTRUNK
遊び場としての役割です。
コンテンツを見て、今まで知らなかった新たな一面を知るということもあるでしょう。
発信活動という特性上、多くの人の目に留まる可能性があります。非常に大きなメリットだと考えている。続けていくことで、学校内の人はもちろん最終的には学校の人以外にもいろんな人と関係値を作ることができるようになると思っている。
当然初期は学校という枠の中で、活動していくことになるが、いずれは学校の枠を飛び越えた活
個人的な狙いとして、ある種口実にして、プログラミングに限らず生徒との接点を作っていけたらいいなと思っている。
動にしたいと思う。
かこつけて、今まで関わりがなかった生徒や先生と新たなつながりを作ることにも役立ってくれるのではないかと思っています。
肝心なのは、具体的にどのようなコンテンツを投稿するか?ということについてだと思います。
段階があると思っています。自分にはない観点や感性を持っていると思うので、コンテンツを企画して実際に作って欲しい。
身近な人にニーズがあるもの
ようなサイトにすることが、最終的なゴールです。
一方で、ある程度方向性が固まっていないとバラバラになってしまうので
方向性が固まるまでは短期は主導しようと思っています。ある程度固まってきた段階で徐々に生徒の手に渡していきたいと思っています。
これは成果発表会に向けての準備も兼ねる。
ゼロの状態なので、コンテンツを制作する必要がある。手本を示すことも兼ねて、数個のコンテンツの制作を主導する。
僕が直接作るものもあるが、分解して任せて完成させようと思う。
コンテンツを投下してサイトを成長させていこうとすると、次のような問題点がある
徐々にフェードアウトしていきたいと考えています。気をつけたいのが関わり方についてです。
指揮していたものを徐々に任せていくということをやりたい。
記事が出てくるようになったと仮定して、サイトから離れる代わりにPodcastをやりたい。
生徒が作ったコンテンツを深掘りしていくような内容で、関係値を作ったりすることに役立てたいなと思っている。次はこうしたらいいんじゃない?とか簡単なアドバイスもしやすいと思っている。
また、公開したPodcastがどれだけ広まるかはわからないが成長に貢献してくれるかもしれないし。
いわゆるプロジェクトマネジメントをすることになる。自分のエゴを押し付けないように、生徒の持つ発想や主体性を引き出すようなマネジメントを心がけて自分の学びにしたい。