「授業およびクラス運営にまつわる情報をNotionで一元管理する」がコンセプト。個人的に活用していたNotionページをさらにブラッシュアップし、テンプレート化しました。
published on 2023-09-15
この一年間、自分の実施するプログラミングの授業ではNotionというドキュメンテーションアプリで、連絡事項や板書の管理・共有を行なってきました。これが体験として非常に良かったため、テンプレート化することにしました。
テンプレート 「授業およびクラス運営にまつわる情報をNotionで一元管理する」 をコンセプトに制作したので紹介します。主要なページは3つあります。
実際のページを交えて紹介していきます。
これは週間の時間割です。
各授業ページに設定された曜日と時限数に基づき、自動で並び替えが行われます。上画像のように週間のスケジュールとして表示するか、曜日別に表示するかを選択できます。
横スクロールで、土曜日まで表示できます。
対応するタブを選択することで、曜日ごとの時間割を表示することも可能です
カレンダーに登録された授業を開くとこのようなページに飛びます。このページで利用できる機能としては、次の3つがあります。
各生徒ごとの出欠状況を自動で集計できるようにすることは、このテンプレートを作成するにあたり実現させたかった機能の一つです。
前述した出欠カレンダーに記録された出欠状況に基いて、出欠数と遅刻数が自動で集計されます。
これは実際にPDFで出力したものです。pdfの他、csv/excel/url形式での出力に対応します。
Notion Calenderは、2023年度末にNotionがリリースしたカレンダーアプリです。このNotion Calenderにも同期されるので、受け持つ全ての授業について横断的に把握できるようになりました。
多くの授業を受け持つ方にとっては便利でないかと思います。
多機能であることと、直感的に使いこなせるシンプルさはトレードオフの関係です。出欠状況を自動集計すること以外は、エッセンシャルな機能に絞っています。
他にも提出物の管理といった機能も要望があれば追加しようと思っています。
Notionについてご存知の方はもちろん、初めて知ったという方にも一度試していただきたいと思います。教育関係者向けのプランも用意されています。ぜひご検討ください。
今回作成したテンプレートはあくまで個人単位で導入し、活用することを前提に作成したものです。これだけでも日々の授業に役立てることが可能です。
理想はこれを学校全体で導入することです。そういった話があれば、ぜひ関わってみたいです。